そば粉のクッキーはおひさまの味
三連休の初日、何十年かぶりにクッキーを焼いてみた。
しかも、自分で育てた蕎麦の粉で。
昨年の夏から茨城の金砂郷でそば栽培を始めたみたものの、自分でそば打ちをしないので、そば粉のレシピを色々を思案していた。
そば粉のガレットにそばがき、パンケーキにスコーンなどなど。
手始めに、そば粉のゴマクッキーを豆乳とはちみつで作ってみると、予想以上に美味しい!!
苦労して育てたそばの実は、優しくて香ばしいおひさまの味。
私が小さい頃、お菓子の種類はとても少なくて、せいぜい駄菓子屋で買った着色料たっぷりのお菓子を、そろばん塾の帰りに食べたものだ。
クッキーなんてものは、洒落たお家の子のお母さんの手作りか、贈り物でもらう舶来品のクッキーくらいなものだった。
舶来品のクッキーは洒落た缶に入っているので、食べ終わったあとは、宝物に入れにして大事に大事にとっておいた。
今やクッキーはどこにでもあるお菓子になってしまったが、そば粉のクッキーはストーリーと一緒になって、特別なお菓子となった。
とても特別なお菓子だから、来月22日の感謝の会に参加してくださるみなさんへの、クリスマスプレゼントにしようかな。