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藝術と日常の物語

おとな芸大生誕生!!

久しぶりのブログ更新で、タイトルも内容も模様替えしました。

というのも、2021年4月に京都芸術大学通信教育学部芸術学部芸術教養学科に編入したのであります(^^)/

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京都芸術大学外苑キャンパス

もともと音楽学校出身で、ドイツ留学中もヨーロッパ各地を旅行する時は必ず現地の美術館や博物館に立ち寄っていました。

アートが生まれる文化・歴史的背景にも興味があって、ぶらぶら旅をしながら、その土地々のアートとの出会いを楽しんでいました。

アートは美術館のような特別なところにあるのではなく、私たちの日々の暮らしの営みの中にある。

1962年に『沈黙の春』を書いたアメリカの海洋生物学者レイチェル・カーソンが、そのことを「Sense of  wonder」という言葉で表現しました。同名の本が、レイチェル・カーソンの死後、友人たちによって出版されています。

その本の中で、Sense of  wonderは「神秘さや不思議さに目をみはる感性」と訳されています。アートはまさしく、Sense of  wonder。この世界の素晴らしさと、自分の中に眠っている可能性を教えてくれます。

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『センスオブワンダー』

ちなみに、『沈黙の春』は世界で初めて化学物質が環境に与える危険性を告発。この本をきっかけに、アメリカ政府はDDT有機塩素系の殺虫剤、農薬)の使用を禁止する法律を制定されました。

 

新装開店の『おとな芸大生 アートな日々』は、毎月、5と0のつく日に更新します。

芸大の授業や仕事を持ちながら芸術を学び直すこと、私が開催しているアート思考講座のこと、アートやデザイン、文化、伝統、歴史のことについていろいろ勝手気ままに自由に書きますので、お付き合いくださいませ<(_ _)>