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藝術と日常の物語

日本人はクリエイティブなのだ

2012年にアドビが実施した調査によると、アメリカ、フランス、ドイツ、イギリス、日本の5か国中で「最もクリエイティブな国」は米国を押さえ日本が1位だった。東京はNYを押さえ「最もクリエイティブな都市」に。しかし、日本人に同じ質問をすると、日本は最下位。私たちは自分たちのことを「クリエイティブ」」だとは思っていない。
「クリエイティブ」に憧れを抱きながら、自分にはないものと思っている人が、案外多いのではないかと思う。

2007年The Gallup Organizationの調査で、「自分の強みを毎日使っているか?」という質問に対して、アメリカ、フランス、ドイツ、イギリス、中国、インド、カナダ、日本の8か国の平均は23%だった、日本はわずか15%で、85%の日本人は自分の強みを発揮できていないことをしているという結果になった。

日本人は強みを発揮するより、弱みを克服することに意識が向いているからではないかと思う。そもそも自分の強みや個性、独創性というものを知らないではないかと思う。
まずは自分を発見することからはじめると面白い。自分と、自分をとりまく周りの世界は、驚きと不思議にあふれていて、まるでアート作品のよう。自然はやはりアーティストだ。

今日は少し、日常の中で何気なく眺めていて風景を違うまなざしで眺めてみよう。緑の葉の中にラビリンスがあり、木の幹は点描画のキャンバスとなり、取り巻く大気なしには誰も生きることができないことに気づく。


毎日を嘆くよりも、感謝しよう。不満を数えるよりも、奇跡を数えよう。それが世界を変える秘訣だから。

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